日米プログラマーの作業環境の違い

1年程前にうちの会社の提携先だったMapInfoというアメリカのGIS系の会社に研修みたいな形で3ヶ月程
お世話になった。


その時思った事をつらつら書こうかと思う。


一番驚いたのはプログラマーの作業環境の違い。MapInfoでは一人一人にドア付きの個室が与えられていて、
個人が好きなようにデコレーションしていた。


ハロウィンのパーティー会場みたいな部屋や、ギター・ベースを置いてスタジオみたいにしてたり、アメコミのフィギアで
いっぱいの部屋などプログラマーが心地よい環境を自由に構築していてうらやましかった。
大抵の部屋は照明を薄暗くして(アメリカ人は直接照明が好きじゃないみたい)プログラミングに没頭しているので、用事がある時にノックするのがためらわれた。


僕も個室をもらったけど、結局何もデコレーションせずに殺風景なまま使ってたなあ。the empty roomとか言われたっけ。


レクリエーションも頻繁に行われてて、ロード・オブ・ザ・リングが公開されたときは映画館を借り切って100人くらいで
見に行ったり、週に1回映画チケットの抽選会+ポップコーンパーティみたいなのが開催された。



翻って日本では机を並べて(パーティションはあるけど)周りの人の視線を感じながらプログラミングをするって感じだよね。
外資系は別かもしれないけど・・・。



両方体験してみて、個人的には個室の孤独感に耐えられなかったので、日本式のみんなでワイワイ、用事があればすぐ声が
掛けられる環境のほうが合ってる気がする。まあ隣同士でもメッセンジャーで会話してる人もいるけど(w


もうひとつ、向こうの人は残業しないね。18:00過ぎるとオフィスに誰もいなくなる。おいおい、お前らプログラマーだろ?
って感じだったけど家族との時間を大事にしてるみたい。日本だと夕方くらいから、さあ本番だ〜って雰囲気だったので
最初は戸惑ったけど、徐々に会社終わってから映画を見に行ったり、プールで泳いだりする楽しみを覚えてからは逆に
日本の働き方があほらしくなった。(今はまた日本式に慣れちゃったけど・・)



またMapInfoにいた時のエピソードもちょこちょこ書いていこうかと思います。